健康診断にいってきた
今日健康診断に行ってきた。
来週から新しい職場に就くのだが、3か月以内の健康診断の結果が必要書類にあるとのこと。
前の職場を辞めたのが今年の4月で健康診断など去年の春に受けたっきりなので、やむなく健康診断に行ってきた。実費で。
朝自宅で全然尿が出なかったので尿検査で出なかったらまずいと焦り、診療所へ行く道中で白湯をガブ飲みした。
こんなにも尿が出るよう祈りながら白湯を飲むのは初めてだった。
診療所に着いて、一応採尿時はチョロチョロ・・と少しの量だが出てくれて助かった。
採尿時に必ず思うことが2つある。
1つは男は採尿が楽でいいよなー、女は最悪手にかかることもあり得るのになーということ。実際かかったこともある。
もう1つは女子高生の時学校の尿検査でなぜだか蛋白が出ており、学校を早退して隣の市の保健センターまで行って再検査させられたことがある。
そこには尿検査に引っかかった近隣の高校生が集められていて、尿検査コンテスト2次会場のような不思議な雰囲気があった。尿検査ごときで早退したのは結構恥ずかしかったが、1次を通過したと思えば誇らしい気持ちにもなれるような気が少しする。
やることはそこの建物のトイレで採尿してすぐ提出するだけの平凡な流れなのだが、順々に1列に並んで尿の入った採尿コップをテーブルに置いて提出する。
すると自分がコップを置くとき、嫌だが周りの人のコップもたくさん見えてしまう。
私は驚いた。私の前の男子のコップはあふれそうなくらいの尿が入っていたのだ。
今のコップは大体青い線でここまでのラインが示されているがその時のコップは普通の白いコップだった気がしたので、その男子は量がわからなかったのかもしれない。
よく運ぶ道中でこぼさなかったなあ・・とかつまんないことを考えつつ結構面白いなあとかも思っていた。
それを未だに採尿時に思い出す。くだらない思い出である。
健康診断の話に戻るが、採尿後に血圧を測ったら136/89 脈が119だった。
基準からすると少し高いし、血圧の割に脈拍が早い。
私は基本的に低血圧の方なので、慣れない道中と初めての診療所、健康診断という特殊なイベントの心的要因で血圧がおかしなことになったのだろう、と思った。
そしたら最後の医師の診察で血圧が高いと2回も強調されて言われた。
今まで低血圧で謳ってきた自分にとっては屈辱的である。
というかこんな特殊な環境でいつも通りの血圧になる人なんているか?と思った。
平常運転の血圧でいられる人はこの診療所に慣れた常連くらいである。でも常連ということは結局何かしら病気があるんだろうが。
ちょっとショックを受けながら診察室を後にし、会計をしたら健康診断代が9,000円もした。もちろん実費である。
この価格なら会社が半分くらい出してくれても・・・と思った。国民健康保険の恩恵を全く感じられない。
でもこの金額を見たら血圧がサッーと下がったような気がする。